暮らしの学校「生前整理・相続セミナー」
昨日、暮らしの学校「生前整理・相続」がランチ会として隣町である裾野市のcafe楽・風で行われ参加してきました。
楽しい時間を過ごすことができ、そのうえ私が目指していることへ一歩近づけたことを実感することができる有意義な一日になりました。
暮らしの学校とは
暮らしの学校とは長泉町で建設会社の代表をしている木村正軌さんが主になり行っている学校です。
木村さんは出会った人のいろいろな問題や悩みを聞くことが多かったそうです。そんななかで自分がもっていない知識や環境、視点が違う人が集まる場あれば暮らしに役立つ情報をみんなで共有し、情報交換できるのではないかと思ったそうです。
堅苦しくなくみんなで話せる場、それが暮らしの学校の始まりだったようです。
セミナーの他、ワークショップなども開催しています。地域密着型コミュニティの場として多くの人が集まる場の提供をしています。
整理収納アドバイザーとは
生前整理の講師は整理ing静岡オフィスの整理収納アドバイザー関美恵子さんでした。
私は整理収納アドバイザーという資格があることは知っていたのですが、実際どんなことをやっているのかな?と思いながら参加させていただきました。
整理収納アドバイザーとは整理・収納の考え方や具合的な片付けの方法のアドバイスをし、一緒に片付け・整理・収納などを行っているということです。
私は一緒に片付けまでしてくれるとは思っていなかったというのが正直なところです。
まだ認知度が低い資格であるということでしたが終活支援(生前整理)として収納アドバイザーさんを利用し一緒にやってもらうなど、今後はもっと広く活用されるのではないかと思いました。
終活(生前整理)は精神力・体力が必要
生前整理は気力・体力が必要だというお話しがありましたが、その通りだと私も思います。物を片付けるには必要な物と必要でない物を分けることから始めなければなりません。その判断にもけっこうなエネルギーが必要です。そしてそれを収納するにも体力が必要になることがありますね。
年齢とともに片付けがおっくうになってしまうというお話しもありましたが私自身も実感しているところです。
「生前整理はまだ早いといえる年齢がない」ということと「生前整理は死を前にしてやるという意味ではない」ことを改めて感じました。
遺品整理は家族に心・労力・お金の負担が残される
亡くなられた方の遺品の整理はお金・労力・思い出などの問題が残されます。
遺品を業者に頼んで整理してもらう場合、50万円位かかることもあるようです。忙しい家族の負担もあり、そういう選択をしなければならないこともあるのでしょう。
たとえお金に問題がないとしても家族が遺品を整理するということは思い出という心の中の問題も抱えてしまいます。
私の母も父の遺品を十数年処分できずにいました。遺品整理(処分)は父との思い出を捨てるように感じていたようです。
家族の負担を減らすためにも生前整理は必ずやっておきたいことの一つですね。
家系図を書くとみえるもの
相続についての講師はファイナンシャルプランナー・相続診断士の芹澤誠さんでした。
一枚の用紙が配られ、自分の家系図を書いてみてくださいと言われたのですが、ほとんどの人が初めて書いたようです。
書いていくうちに相続について疑問がある人もでてきました。「もし私が死んだらどうなるの?」「○○に渡したくても法律上は無理なの?」など家系図を書いてみて相続争いになることも考えておけなければいけないということが見えてきた人もいたようです。
相続についての話しを聞くだけのセミナーでは聞き流してしまうことも多いのではないかと思います。しかしこうやって家系図を書き、自分自身のことから考えてみるとより関心が持てるということがわかりました。そのうえ相続争いも予防できることに繋がればもっと良いですね。
話しもそこから盛り上がり、遺言・エンディングノート・入棺体験など終活の話しまで広がっていきました。
会話型セミナー(お話会)開催を目標に
このセミナーは少人数の会話型を基本としているセミナーだったため疑問などあるとすぐみんなで話しをしていくことができました。
ここには書ききれないくらい役立つ情報も多くありました。
私は以前から開業後には少人数で会話型のセミナー(お話し会)をやっていきたいと思っていましたので、このセミナーへの参加は私が目指していることへ近づくために大切な一日なりました。
記事:横山 弘美
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